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瀬戸市、分割の不安 衆院区割り案、愛知7区

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 衆院選挙区画定審議会(区割り審)は十九日に、「一票の格差」を是正する衆院選の区割り案を安倍晋三首相に勧告する。三重など六県で定数が各一減となるが、愛知7区は、瀬戸市の一部地域が6区に移るとの見通しが強まり、地元から「市の分割」に不安の声が上がっている。

 愛知7区は瀬戸、大府、尾張旭、豊明、日進、長久手の六市と東郷町。一票の格差が「二倍超」になるのを避けるため、約三千票分を別の選挙区に移す必要がある。

 瀬戸市関係者や地元議員らによると、国側などとの事前のやりとりから、市北部にある地区の一部が隣接する愛知6区(春日井市、犬山市、小牧市)に移るとみられる。

 瀬戸市議会は三月下旬、市の分割に反対する意見書を全会一致で可決。伊藤保徳市長は今月六日に上京し、衆参両院議長や総務省に意見書を提出した。

 愛知県内では一宮市が9区と10区に、豊田市が11区と14区に分かれているが、ともに市町村合併の結果、同じ市で選挙区が異なることになった。旧来の自治体が割れるのは県内では初めてで、地方都市としても極めて異例だ。

 伊藤市長は「古くからの結び付きが強い地域が数合わせのために別々の選挙区になれば、地方自治が損なわれる」と話す。

 安倍政権は区割り審の勧告を受け、今国会で、新たな区割りを反映した公選法の改正を目指す。

 

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