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丸栄 思い出ありがとう

丸栄、思い出ありがとう

 栄の百貨店「丸栄」が三十日に閉店する。前身の呉服店から数えて四百年以上のれんを掲げる老舗。中日新聞社に残る写真で歴史の一端を振り返る。

 一九四三年、名古屋にあった百貨店「十一屋」と「三星」が戦時統合により合併して誕生。「栄の地で丸く栄えるように」と願い、丸栄と命名された。

 戦後復興や高度経済成長を追い風に増築を繰り返し、かつては西日本一の売り場面積を誇った。

 バブル崩壊後の個人消費低迷や競合激化のため、売り上げは九二年をピークに減少。鉄道模型展などの名物催事は子どもたちや愛好家に親しまれ、屋上のビアガーデンは夏の風物詩としてにぎわった。

 最終日は午前十時開業、午後七時閉店。ビアガーデンは午後五時まで。七階で歴史を紹介するパネル展を開催している。(竹田弘毅)

丸栄前の広小路通をパレードする優勝した中日ドラゴンズナイン。大勢のファンが祝福した=1954年11月

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「さあ、お中元商戦。がんばろう」と決起大会で気勢を上げる社員ら=1993年6月

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ジオラマなどが展示され、家族連れや鉄道ファンでにぎわう鉄道模型展=2007年5月

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屋上ビアガーデンに集まり、昔のアルバムを見ながら丸栄の閉店を惜しむ社員ら=今月9日

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