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企業招き就活生と結び付け 就職決まった4年生が応援

マイクロアドの社員(左)から日ごろの仕事や就活の体験談を聞く大学3年生たち=名古屋市内で

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 来年、就職活動を控える学生と企業を結び付ける学生団体が名古屋市にある。就活を終えた大学四年生でつくる「学生マーケティング」。東京の企業担当者らを招き、就職に欠かせない自己分析や企業分析の場を提供している。

 八月に国内最大規模のインターネット広告会社「マイクロアド」(本社・東京)の社員を招き、市内で説明会を開催。午前、午後に三年生五十人が参加した。

 同社はインターネットで買い物をした人の履歴からその人の年齢や性別、居住地域を推測してデータベース化している。それを基にサイトの閲覧者のニーズをつかみ、個々に合ったネット広告をサイトに提供している。

 この日、学生はマイクロアドの入社試験に使われたグループワーク(役割分担のゲーム)に挑戦した。データを基に、広告主役の社員四人に広告を売り込み、楽しみながら業務を体験した。

 懇談では名古屋支社の塩井勁(けい)さん(23)は「採用のチャンスは平等にある。就活中はいろんな人と接する機会をつくろう」とアドバイス。中部大(愛知県春日井市)の三年松原有美さん(20)は「将来像の描ける中身の濃い説明会だった」と満足げだった。

 学生団体は二〇〇九年に発足。名古屋は東京や大阪に比べて就職説明会の機会が少なく、学生が企業側にアピールする場をつくろうと始まった。今年は四年生十二人が集まり、就活が本格化する二月まで会社説明会などのイベントを企画、運営する。

 説明会の会場料や社員の交通費などはいずれも企業側が負担する仕組み。マイクロアド人事課の石橋陽奈(はるな)さん(24)は「なかなか接することがない名古屋の学生に直接PRできるのがメリット」と語った。

 サークル代表の南山大(名古屋市)の四年丹羽惇さん(21)は「一年前、自分たちも就活に不安を抱えていたので力になりたい。納得して会社を選ぶための気づきの場になれば」と話している。

 

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