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【新型インフルエンザ】関西経済損失743億円 映画館など直撃2009年5月23日
新型インフルエンザの感染が拡大する関西で、経済への影響を懸念する声が高まっている。消費者の外出を控える動きが広がり、大幅な売り上げ減少が避けられないためだ。飲食店などのマスク姿による営業も続き、事態の沈静化には時間がかかりそうだ。 感染者が確認された大阪府茨木市にある大手配給会社の映画館は、18−21日の来館者が前年に比べ約2割減少。グループの他の劇場は減っておらず、新型インフルエンザの影響とみる。 関西地盤の大型家電量販チェーン、上新電機では「エコポイント制度」の開始で週末はにぎわったが、平日の客足は落ち込みが目立つという。 大阪市内を走るタクシー運転手は「ただでさえ不況なのに、この騒ぎで街にお客さんがいなくなった」とぼやく。高級飲食店街の北新地からの乗客も大きく減った。 関西大大学院の宮本勝浩教授は滋賀、京都、大阪、兵庫の2府2県の経済損失が約743億円に上ると試算。この域内の年間総生産の0・1%に当たり、相次ぐ旅行のキャンセルやイベント中止の影響が大きいという。宮本教授は「感染が拡大すれば、損失はさらに膨らむ」と話す。 一方、思わぬ“特需”もある。ある大手量販店では、空気清浄機の売り上げが例年の2倍近くに。花粉症による需要が一服するこの時期としては異例だ。大阪府や兵庫県の小中高校が一斉に休校になった18日以降、「ゲームソフトの販売が、全国で関西だけ前週より35%も伸びた」(エディオン)という。 PR情報
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