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【参院選2010】

愛知

し烈な舌戦、きょう限り 各候補ラストスパート

2010年7月10日

 消費税増税、米軍普天間飛行場の移設、政治とカネなど、さまざまな課題を争点とした参院選は11日投開票される。主要政党などの新人7人が立候補した愛知選挙区(改選数3)は激戦が最終盤まで続き、9日も雨の中、各候補がラストスパートの訴えに力を込めた。民主党の現有2議席確保が最大の焦点となる愛知選挙区。選挙結果は来年の知事選、県議選などにも影響を与えそうだ。 (参院選取材班)

 愛知選挙区は民主2人、自民1人の現職3人が不出馬。議席維持を目指す民主、自民に対し、その一角を崩そうと、共産、社民、みんなの各党が消費税増税への批判を強めるなどし烈な選挙戦を展開している。

 自民の藤川政人さんは連日、県内各地の集会場で個人演説会を精力的に開催。元県議の実績をアピールし「地方の声を国政へ」など地元重視を訴える姿勢。民主の斎藤嘉隆さんは早くからトヨタ系労組などの全面支援を受ける一方、公示後は積極的に街頭へ出て、無党派層にも支持を広げてきた。

 みんなの薬師寺道代さんは一貫して街頭でマイクを握る「つじ立ち」スタイル。「第3極」として党の注目度が高まる中、聴衆も次第に増えてきた。擁立が遅れた民主の安井美沙子さんは中盤以降、党幹部や閣僚らが連日応援。あいさつ回りでも各地の地元議員が付き添い、陣営は「知名度も上がってきた」と話す。

 消費税や沖縄の基地問題などが争点に浮上し、共産、社民はこれまで以上に存在感が増す。本村伸子さんは「生活第一」を掲げ、消費税増税に反対するほか、安定した雇用を訴える。青山光子さんは主婦の立場で反増税や平和に取り組む姿勢をアピールしている。

 中日新聞社の世論調査によると終盤の情勢は藤川さんと斎藤さんが激しいトップ争い。残る1議席を薬師寺さんと安井さんが猛烈に競り合い、本村さん、青山さんが追い上げる展開となっている。

 

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