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ロボカップ2017名古屋世界大会

愛知県立大2チーム世界へ ロボカップ「サッカー」

5月7日に開かれたロボカップジャパンオープンのロボカップサッカー小型ロボットリーグ(車輪型)の試合=県立大提供

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 国際的なロボットの競技大会「ロボカップ2017名古屋世界大会」(中日新聞社共催)が七月末、港区で開かれる。大会の競技「ロボカップサッカー」に、長久手市の県立大から二チームが出場する。

 ロボカップサッカーは、サイズや形状で八つのリーグに分けられる。

 「標準プラットフォームリーグ(SPL)」に出場するのは、学部生、院生の十六人でつくる「カメリアドラゴンズ(Camelia Dragons)」だ。

 チームは二〇一三年に発足し、国内大会で優勝二回、準優勝二回。一六年のドイツ世界大会本戦は、日本チームとして初出場した。

 SPLは、既製品の人型ロボット「NAO(ナオ、身長約五八センチ)」を、一チームが五台使い、プログラミングでナオを動かして競う。白黒柄で直径十センチのボールを使う。

 「昨年は一勝もできなかった上に、得点も挙げられなかった。得点を取り、まずは一勝したい」と意気込むのは、同大大学院二年でチームリーダーの日高憲太さん(23)。

標準プラットフォームリーグに出場するカメリアドラゴンズのメンバーたち=長久手市の県立大で

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 SPLでは、プログラミング技術が勝負を左右する。安定した歩行やボールやゴールの認識、強力なキックができるように、ロボットのソフトウエアの開発に力を入れる。ロボットそのものは改造できないルール。

 特に、大会で使用される白黒のボールは、フィールドの白線やゴールの白色とまじってロボットに認識させるのが難しいという。日高さんは「大会当日までにチームで調整できれば大丈夫だと思う」と手応えを口にした。

 また、「小型リーグ(SSL)」に出場する「ロボドラゴンズ(RoboDragons)」にも期待がかかる。〇二年設立以来、国内大会で計八回の優勝経験がある。チームは学部生、院生の八人でつくる。

世界大会の小型リーグに出場するロボドラゴンズのメンバーら==長久手市の県立大で(県立大提供)

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 SSLは、直径十八センチ、高さ十五センチ以下の各チーム独自の車輪型ロボットを使い、一チーム六台で競う。高速に動くロボットが魅力。ロボットの設計、多彩な戦術と臨機応変にロボットを動かすことができるシステムを開発したチームが有利に戦うことができる。

 <ロボカップ2017名古屋世界大会> ロボカップ国際委員会など主催。7月27〜30日に港区の「ポートメッセなごや」「武田テバオーシャンアリーナ」で開かれる。約40カ国・地域から3000人、400以上のチームが出場し、5競技の20を超える種目で競い合う。名古屋市での開催は1997年の第1回大会以来、20年ぶり。

(村松秀規)

 

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