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鉄道まるっと切り抜き帳

保存のモ510形車両を住民らが清掃 岐阜・金公園

車体をきれいに磨き上げる会員ら=岐阜市金町の金公園で

写真

 大正時代から約80年にわたって岐阜市内の路面電車で使用され、「丸窓電車」の愛称で親しまれたモ510形車両の清掃が30日、保存展示されている岐阜市金町の金公園であった。

 製造は1926年。45年7月の岐阜空襲で屋根が焼けたが修復され、名鉄の路面電車が2005年に全線廃止されるまで使用された。乗降口の丸い窓や円筒形の車体からは、製造当時に流行したデザイン「アールヌーボー」の流線美を感じることができる。

 清掃には、沿線住民らでつくる「丸窓電車を保存する会」の10人が参加。車両は今年、岐阜市の協力で屋根が補修されたが、雨ざらしの車体は劣化が進む。参加者らは窓や車体をぞうきんで拭いたり、車内をほうきで掃いたりし、最後にしめ縄を飾り付けた。

 保存の会の広瀬康之代表(54)は「かつて街の顔として活躍した路面電車の歴史を大事にし、今後も憩いの場として整えていきたい」と話した。 

(形田怜央菜)

 

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