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鉄道まるっと切り抜き帳

珍し「理髪車」1日限定の復活 旧木曽森林鉄道

いすや鏡などが廃線した当時のまま残る車両内で行われた理髪体験=上松町の赤沢自然休養林で

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 上松町の赤沢自然休養林で13日、旧木曽森林鉄道で活躍した「理髪車」が1日限定で復活し、鉄道ファンらが散髪を体験した。

 理髪車は、伐採などのため長い間入山する営林署員のため1955(昭和30)年に運行を開始。沿線の合宿所を月2回ほど巡回し、約2万人の髪を切った。署員は理容師から町の様子などを聞いていたという。

 今回の催しは、大手電機オリンパスが、自社のカメラのPRを兼ねた鉄道撮影の講習会として開いた。

 東京都内で理容店を営む渡辺和博さん(47)が、理髪車が現役当時のいすや鏡などを使い手際よくカット。鉄道ファンらは、往年をほうふつとさせる情景を熱心に撮影していた。

 渡辺さんは「鉄道好きとしては最高の気持ち」。髪を切ってもらった埼玉県熊谷市、田島実さん(52)は「鏡が遠い位置にあったり窓に囲まれていたり、普通の理容室とは違うところがあった。理髪車で散髪してもらい満足している」と話した。

  (中田弦)

 

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