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鉄道まるっと切り抜き帳

伊勢鉄道車内でオープンキャンパス 鈴鹿大が14日

車内授業の発着点となる伊勢鉄道中瀬古駅=鈴鹿市で

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特別列車に取り付けるヘッドマークを前にする高見研究室のゼミ生たち=鈴鹿市の鈴鹿大で

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 鈴鹿大(鈴鹿市)は14日、伊勢鉄道(同)の運行列車を教室代わりにした模擬授業を開く。大学進学を検討する高校生らを対象に同日催すオープンキャンパスの一環で、初めての試み。親しみやすいクイズ形式で鉄道運営について講義する。「鉄路での体験を進路の参考に」と来場を呼び掛けている。   

 鈴鹿大は、地元公共交通の活性化を探る「駅プロジェクト」を伊勢鉄道と協働で進めている。そんな取り組みの周知とオープンキャンパスの話題づくりを目的に鈴鹿大が「車内授業」を提案。列車で通学する学生も多いことから、「入学者が増えれば利用者も増える」と伊勢鉄道が快諾した。

 授業は、学生がデザインしたヘッドマークを付けた1両編成の特別列車を使用。大学に最寄りの中瀬古駅を出て津駅で折り返して戻るまでの19・2キロ、44分間で行う。国際人間科学部の高見啓一准教授とゼミ生15人が企画と運営を担当し、6月上旬から準備を進めてきた。

 授業のタイトルは「クエスト・オブ伊勢鉄道−悪の組織の野望を食い止めよ!」。車両を「悪の頭領」に乗っ取られるも、乗客たちが問題を解くことで活路を開くストーリー。学生らが頭領役などを務め、参加する高校生らの正答で受けたダメージを数値で示すなどゲームの要素も取り入れるという。

 ゼミ長で3年の中川愛(めぐみ)さん(21)は「学んだことをしっかり伝え、地域のことを多くの人に知ってもらいたい。大学の魅力を紹介する場でもあるので、楽しい雰囲気づくりも心掛けたい」と話している。

 列車は中瀬古駅を午前11時37分に出発する。一方、午後1時36分発の列車では、子ども教育学部の大久保友加里助教らが車内コンサートを開く。乗車は当日受け付ける。無料。

     ◇

 オープンキャンパスは午前10時〜午後3時。学内では模擬授業のほか、公開授業や学生サークルの体験イベント、院生の研究成果パネル展が繰り広げられる。近鉄やJRの主要駅から送迎バスが出る。(問)鈴鹿大=059(372)2121

(片山健生)

 

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