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鉄道まるっと切り抜き帳

車両更新や往年の運行映像などDVDに 四日市あすなろう鉄道

四日市あすなろう鉄道の車両更新の様子や歴史を収めたDVD。右側が通常版で左側が初回限定版=四日市市役所で

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 四日市あすなろう鉄道は本年度、車両全14両の更新を終え、前身の近鉄時代の車両が見納めになる。鉄道施設を保有する四日市市は、車両更新の様子や鉄道の歴史を収めたDVDを500部作った。このうち150部を初回限定版として予約販売し、通常版の300部を7月から市内で売り出す。 

 DVDのタイトルは「四日市あすなろう鉄道『思いを受け継ぐ内部・八王子線』」。本編22分、特典映像10分で構成する。本編は車両の新造や改造の場面、1974年の豪雨災害で廃線になる前の八王子線(西日野より先)の運行映像、内部・八王子線の歴史紹介、利用する高校生らのインタビューを収録。特典映像は車両の部品を取り外して洗浄し、再利用する工程などを収めた。

 通常版は新車両と旧車両の写真をあしらったパッケージ。初回限定版はナローゲージ(特殊狭軌)の線路を走る旧車両の写真を張る。予約特典として、オリジナル切符1枚を同封する。DVDの制作事業費は200万円で、500部のうち販売品以外の50部はPR用や学校教材に活用する。

 あすなろう鉄道は慢性的な赤字が続き、2015年4月に市と近鉄が出資する新会社が内部・八王子線の運行を引き継いだ。市公共交通推進室の担当者は「ナローゲージの車両の新造、改造の様子は一般には見ることができない貴重な映像。昭和20年代製の車両の部品を再利用し、歴史を受け継いでいく過程を見てほしい」と話す。

 DVDは1部1500円。初回限定版の申し込みは市ホームページから予約票を入手し、必要事項を記入してメールかファクス、郵便で市公共交通推進室に送る。受付期間は21日まで。通常版は7月11日からあすなろう四日市駅や市政情報センター、一部の書店で販売する。(問)公共交通推進室=059(354)8095

(曽田晋太郎)

 

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