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鉄道まるっと切り抜き帳

豊橋の深夜の国道に新幹線が出現 新型車両を浜松へ陸送

交差点に入ってきた新幹線の新型車両=豊橋市で

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トレーラーに運ばれる新型車両=豊橋市で

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 18日午前1時半をすぎた豊橋市内の国道交差点。回転灯を付けた黄色の大型トレーラーに載せられた東海道新幹線の新型車「N700S」の試験用車両が姿を現した。流れるような形の車体がゆっくりと交差点に入ってきた。

 風は強く、気温は1度。交差点にかかる歩道橋の上には77人の鉄道ファン。深夜の国道で、シャッターを切る音が鳴り続く。

 トレーラーは歩くほどの速度でゆっくりと左折すると道路の左側で停車。作業員が何やら新幹線の下部をのぞき込む。異常がないか確認しているようだ。約5分後、トレーラーが再び走り始め、深夜の新幹線ショーは終わった。

 JR東海は、豊川市で17日に新型車両を報道陣に公開。浜松工場(浜松市)に搬入した後、3月20日から、データ収集の走行試験を実施する。

 どうやら、新型車両を豊川市から浜松工場に運ぶところに運良く出くわしたらしい。N700Sの営業用車両は、走行試験のデータを基に2020年度をめどに登場する予定だ。

 豊橋市では、この夜に限らず、真夜中にトレーラーで運ばれる新幹線車両が時折目撃されている。

 基本的に輸送日やルートは公開されていないが、鉄道ファンらの話では、この交差点は運搬ルートとなっており、直角に曲がる車両を上から撮影できる有名な場所なのだ。

 それにしても、極寒の中、偶然にもバイク用の電熱ベスト、ズボンの上にオーバーズボン、帽子、手袋、ネックウオーマーを身に着けていたことは、幸運だったとしか言いようがない。

 (鵜飼一徳)

 

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