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鉄道まるっと切り抜き帳

転車台移設、敦賀港線にSL運行 県が金ケ崎周辺施設整備計画案

JR敦賀駅で使われていた転車台(県提供)

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 敦賀市の金ケ崎周辺施設の整備計画策定委員会の第4回会合が31日、市役所で開かれ、県がJR敦賀駅で使われていた「転車台」を中心とした鉄道遺産整備のイメージ案を示した。

 案では、転車台を敦賀赤レンガ倉庫の北側に移設。動力源とする太陽光パネルや機関庫も周辺に置く。新たな転車台も造り、敦賀港線に蒸気機関車(SL)を走らせることも想定している。

 県はJR西日本から譲渡された敦賀駅の転車台の活用法を探っており、案は委託先のコンサルタント会社が作成。現在JR貨物が所有する土地も整備計画の区域に含まれており、県は案をたたき台に今後、同社や市と協議を進め、市の整備計画にも反映させていく。

 委員からは、5年後に開業する北陸新幹線の車庫と連携できるような仕組みを求める意見が出た。

 会合では、税関旅具検査所や敦賀港駅など、大正時代を再現する4施設に機能を移転する「人道の港 敦賀ムゼウム」について、市が内装が異なるA、Bの2案を提示。いずれの案でも1棟に入り口を絞り、内部をつなげる。

 A案は西端の税関に入り口と事務所、東端の棟の2階に調査研究室、残りに展示を集める。動線がスムーズな一方、事務所がやや手狭になる。B案では税関隣の棟の南北を入り口に。周辺施設と移動しやすくなるが、常設展と企画展のスペースが離れてしまう。

 市は金ケ崎周辺の一体的な整備計画の策定を進めており、新ムゼウムは2018年度、鉄道遺産は翌年度に実施設計をまとめる。 

(米田怜央)

 

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