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鉄道まるっと切り抜き帳

老朽ELに1000人大興奮 近江鉄道彦根駅で一般公開

電気機関車の最後の雄姿をカメラに収める鉄道ファン=彦根駅で

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 近江鉄道(彦根市)は16日、彦根駅構内の車庫内で保存していた貴重な電気機関車10両を一般公開した。保存状態が悪い一部の車両を今年中に解体する前にと、同社が企画。1000人のファンが最後の雄姿を見守った。

 公開された車両は、大正末期から昭和初期に造られた国産機の先駆的存在。貨物列車や工事用車両として稼働したが、貨物列車の廃止で1988年にその多くが引退した。

 機関室で汽笛やブレーキ弁を操作できる体験コーナーもあり、用意していた整理券80枚は午前10時の配布開始時点で終了。いまだに衰えない人気ぶりを見せた。

 大阪府の会社員国分和也さん(41)は「サヨナラと言われると寂しい気持ちになる。それでも貴重な体験でした」と惜しみながら話した。

 解体されるのは「ED31形」の3両。いずれも老朽化で「車両の移動にも危険が伴う」との判断から。残り7両の電気機関車も解体する予定だが、引き取り手がいれば無償譲渡する(輸送料は本人負担)。 

(大橋貴史)

 

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