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鉄道まるっと切り抜き帳

廃線跡はツアーも好調 敦賀、南越前の旧北陸線トンネル群

現在は歩道になっているレンガ造りの樫曲トンネル=敦賀市樫曲で

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樫曲トンネル内でレンガを照らす明かりを指さす観光ボランティアガイドつるがの林会長=敦賀市樫曲で

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 日本海側で初めて鉄道が通った敦賀市から南越前町までに点在した旧北陸線の13のトンネル。

 うち11本が、れんがや石造りの明治時代の姿のまま残り、昨年、国有形文化財に登録された。

 1896(明治29)年から北陸トンネルが開通した1962(昭和37)年まで、急勾配の難所、山中峠などを越えて多くの人や物を運んだ。廃線後は道路のトンネルとして今も利用されている。

 敦賀市街に最も近い樫曲トンネル(87メートル)は歩道になっている。れんが造りの中を進むと、設置された明かりが自動でともる。表面は黒くすすけ、蒸気機関車が走った往時をしのばせる。

 最長の山中トンネル(1170メートル)近くのスイッチバックや大桐駅跡など関連施設もあり、トンネルごとの造りの違いも楽しめる。近年はツアーも好調だ。

 観光ボランティアガイドつるがの林利夫会長(72)は「当時の姿を見て、文明開化を目の当たりにした住民の感動を想像してほしい」と話した。 

(米田怜央)

 

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