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鉄道まるっと切り抜き帳

25日から特別公開 旧国鉄中央線廃線跡「愛岐トンネル群」

地下にインバートが見つかった6号トンネル=春日井市玉野町の愛岐トンネル群で

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掘り出したトンネルのインバートをさす村上さん=春日井市玉野町の愛岐トンネル群で

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 春日井市と岐阜県多治見市にまたがる旧国鉄中央線の廃線跡「愛岐トンネル群」の一部が25日〜12月3日に特別公開される。

 公開は1・7キロ区間で、区間内にあるトンネル2基と排水路は国の登録有形文化財。赤レンガ造りのトンネルに、色づくモミジが映える紅葉スポットの穴場として親しまれている。

 特別公開を前に今月12日には考古学の専門家らが集まり、6号トンネルの入り口付近で「インバート」と呼ばれる下部構造を掘り出した。トンネルは通常アーチ型だが、愛岐トンネル群では、緩い地盤を強固にするため、路面下のトンネル底部にもレンガを敷き詰めている。

 調査に参加した大阪府柏原市歴史資料館の学芸員石田成年さん(55)は、「鉄道トンネルの全体像が見られる全国でも希少な機会。いにしえの職人の技にノスタルジックな気分を味わってほしい」と話す。

 愛岐トンネル群保存再生委員会の村上真善事務局長(65)は、広場に木のぶらんこや竹細工などを作り、親子連れで楽しめる空間にした。公開は午前9時半〜午後3時。雨天中止。入場料100円、小学生以下無料。JR定光寺駅下車すぐ。(問)同委員会=080(9492)5458      

(浅野有紀)

 

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