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鉄道まるっと切り抜き帳

静態D51内部を公開  一宮で19日にイベント

D51を前に来場を呼び掛ける大平島公園SL友の会の高木さん(左)と富士連区地域づくり協議会の遠藤さん=一宮市朝日2の大平島公園で

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 一宮市朝日2の大平島公園で19日、同園内にある蒸気機関車「D51」の車体を間近で見学したり、運転席に乗ったりできる「SLふれあいイベント」が開かれる。ミニ電車の乗車体験や多彩な模擬店も楽しめる。地元の富士連区の43人でつくる「大平島公園SL友の会」が毎年主催し、3回目。

 このD51は、1943〜74年まで、東北や山陰地方を中心に活躍。友の会の高木正巳会長(76)によると、現役だった31年間の走行距離は地球と月の2・6往復分に当たる約196万キロに上る。74年7月に市が旧国鉄から譲り受けて公園に設置されたが、20年ほど前から手入れされず、フェンス内で放置されていた。

 D51を地域のにぎわいにつなげようと地域住民が2014年に同会を結成。市民や市の援助を得て車両の修理や再塗装を施した。普段はフェンス越しにしか見られないが、昨年2月から要望があれば、車体の内部なども公開している。

 イベントは午前9時〜午後3時で、D51の内部を自由に見ることができる。グラウンドには円形に線路が設置され、一宮工業高校機械科が制作したミニ電車の乗車体験がある。

 地元の富士連区地域づくり協議会(遠藤慧会長)も協力し、から揚げやおでんなどの模擬店や、新鮮野菜朝市、フリーマーケットも用意。豚汁とおにぎりをそれぞれ先着500人に振る舞う。先着2000人にD51が印刷されたクリアファイルと蒸気機関車の仕組みや歴史を解説した紙を配布する。

 高木さんは「SLは日本の産業の礎。貴重な遺産を見て触れて、先人の技術力の高さを感じて」と来場を呼び掛けている。(問)高木さん=0586(25)6835     

(高本容平)

 

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