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鉄道まるっと切り抜き帳

人と宅配物を一緒に輸送、平成の混合列車だ!? 長良川鉄道とヤマト運輸が実験

長良川鉄道の車両に運び込まれ、固定される荷物用ボックス=6日、岐阜県関市で

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 物流大手のヤマト運輸(東京都中央区)は6日、第三セクターの長良川鉄道(岐阜県関市)と、鉄道で客と荷物を同時に運ぶ客貨混載の実証実験を始めた。

 ヤマト運輸は、全国の過疎地でバスを使った代替輸送には、既に取り組んでいる。人口密度の低い地域でサービスを維持しながら集配を効率化し、ドライバーの労働軽減を目指す。

 実験は、関駅(関市)−美並苅安駅(同県郡上市)間で実施。郡上市には同社の営業所は1カ所しかないが、美並苅安駅でも集荷できるようになる。同駅と営業所は、トラックで往復約1時間かかっていた。

 この日は、関市のヤマト運輸岐阜ベースを出発したヤマト運輸社員1人が、関駅で荷物とともに列車に乗り込んだ。一般乗客10人が乗った列車の最後尾に荷物を入れた箱を固定。美並苅安駅に到着後、トラックに乗ったセールスドライバーに、荷物を引き渡した。

 2018年からの本格運用を目指す。運用後は駅係員に荷降ろしまで委託する方針。ヤマト運輸広報戦略部の飯田温係長は「鉄道を使った代替輸送のモデルケースになれば」と語った。

 

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