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鉄道まるっと切り抜き帳

車両基地公開、運転士体験…大好評 JR東海30周年イベント

軽々と持ち上げられた車両を見学する親子連れ=名古屋市中川区で

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 JR東海が会社発足30周年を記念したイベントで、車両基地など普段は入れない施設を集中的に一般公開し、どの催しも定員を大幅に上回る応募があって好評だ。ファンづくりに貢献しているだけでなく、社員の士気向上にもつながっている。 

 9月3日に開かれた名古屋工場(名古屋市中川区)の一般公開と仕事体験会の抽選倍率は13倍という人気ぶり。床下点検時に車体を持ち上げる装置の実演では、大勢の親子連れが興味深そうに見入っていた。

 在来線の運転士体験では通常は立ち入り禁止の運転室に入り、子どもたちが現役の運転士から手ほどきを受けて機器を操作した。愛知県小牧市の小学2年遠山祐希さん(7つ)は「たくさんの機械が並んでいて、運転士さんはすごいと思った」と目を輝かせた。

 JR東海によると、記念イベントは7月から静岡、山梨、愛知、大阪の各府県の10カ所で開き、延べ2400人超が参加した。総合研修センター(静岡県三島市)を初公開するなど社業を広く紹介している。柘植康英社長は「普段お客さまと交流する機会の少ない工場勤務の社員も、しっかりと仕事に取り組む決意ができた」と意義を強調。名古屋工場で催しを企画した担当者も「仕事への責任感が増した」と話す。

 今月半ばには、東京・品川にある新幹線の車両基地で催しが開かれ、一連の行事を締めくくる。

(久野賢太郎)

 

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