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鉄道まるっと切り抜き帳

市民の足17両、6人が整備 豊橋鉄道赤岩口車庫

車体(奥)と切り離された台車(手前)を木製の仮台車に載せて整備作業をする係員=豊橋市東田町で

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 「市電」の名で、豊橋市民に愛される豊橋鉄道市内線。市内線を走る17両すべての点検・整備をするのが、ここ赤岩口車庫(豊橋市東田町井原)だ。

 市内線の開業は1925(大正14)年。90年以上も、市民の貴重な足として走り続けてきた。安全運行には車両のメンテナンスが欠かせない。

 43年から2008年に製造されたさまざまなタイプの車両の面倒を見るのは、6人の車両保守係員。こうして地下に潜り込み、40年以上も使っている「仮トロ」と呼ばれる木製の仮台車の上に、車体と車輪を外した台車を載せて整備に当たった。

 豊鉄鉄道部車両区の味岡志浩区長(46)によると、古株と新型の車両では部品も異なる。

 「ストック用の部品を日本中から取り寄せ、供給がストップしているものは自分たちで手作りすることもあります」と苦労を話す。

 エコな乗り物として見直されているチンチン電車は、これからものんびり走り続ける。 

(写真・文 鵜飼一徳)

 

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