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鉄道まるっと切り抜き帳

これ1冊で名鉄博士に 交通ライター徳田さん新書出版

新書「名古屋鉄道 今昔」を出版した交通ライターの徳田さん=名古屋市中村区で

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 名古屋市在住の交通ライター徳田耕一さん(64)が、新書「名古屋鉄道 今昔」(交通新聞社)を出版した。路線ごとの歴史や沿線風景を紹介。名鉄が「中京の雄」として君臨した昭和時代を中心に、長年の取材活動で得た知見をふんだんに盛り込んだ。

 徳田さんは中部地方の鉄道事情を中心にこれまで47冊の書籍を出版。本書は、名鉄の沿線風景を描き好評だったという「ぶらり沿線の旅」シリーズを新書判に凝縮、最新データを加えた。

 車両の先頭部に展望席を設けた「パノラマカー」や、マイカーの普及に対抗して朝夕の通勤時間帯に投入した「豊橋特急」など、往年の名車を紹介。乗客獲得を巡る国鉄(JR)との攻防など、昭和30、40年代を中心に名鉄がたどった歴史を振り返った。

 旧美濃町線や旧揖斐線など、平成10年代に相次いだ廃止路線も取り上げた。「支線バス化ブーム」や道路整備の充実などが不採算に陥る背景にあったとの持論を展開した。

 「時に厳しく、愛情を持って書きました。これ1冊で名鉄博士になれます」と徳田さん。256ページ。800円(税別)。

 (小笠原寛明)

 

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