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鉄道まるっと切り抜き帳

飯田駅にそろい踏み「アルプス号」「秘境駅号」 飯田線全線開通80周年

関係者に見守られ、JR伊那市駅を出発する「飯田線80周年アルプス号」=伊那市で

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JR飯田駅に到着した飯田線80周年の秘境駅号(左)とアルプス号=飯田市で

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お手製の横断幕を手にするJR東海の社員たち=伊那市のJR伊那市駅で

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 JR東海は19日、飯田線の全線開通80周年を記念して2本の特別列車を運行した。伊那市駅からは「アルプス号」、愛知県豊橋駅からは「秘境駅号」がそれぞれ出発。終着駅の飯田駅にそろって到着すると、にぎやかな出迎えを受けた。

 飯田線は、豊橋駅から辰野駅までをつなぐ全長約195キロで、1937年8月20日に全線開通。天竜川の渓谷を縫うように走り、94の駅の中には人里離れた場所に存在する「秘境駅」もあり、鉄道ファンや旅行客の人気を集めている。

 伊那市駅では午後1時半ごろ、アルプス号の出発式があった。予約客約140人が乗り込むと、駅員らは祝いの横断幕を掲げ、鐘を鳴らすなどして見送った。テープカットをした白鳥孝市長は「地域の足として、観光集客の柱として飯田線がますます栄えてほしい」と語った。

 家族4人で乗車した豊丘村の壬生清文さん(67)は「普段は飯田線に乗る機会があまりないので、車窓からふるさとの景色をゆっくりと眺めて楽しみたい」と話していた。

 飯田駅では午後3時半ごろ、アルプス号と秘境駅号がほぼ同時刻に到着。飯田市の子どもたちの和太鼓グループ「風鼓獅(かざこし)」が力強い演奏で盛大に出迎えた。駅前では、クラリネットの演奏や同市の喜久水酒造による清酒の振る舞いがあった。

 20日も特別列車2本(予約満席)が走るほか、金野駅など7つの秘境駅の記念入場券セットが飯田、天竜峡、伊那市駅などで限定販売される。

 (岩田忠士、牧野良実、野村和宏)

 

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