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鉄道まるっと切り抜き帳

鉱石列車の模型走るぞ 熊野の紀和鉱山資料館で30日と7月26、27日

実物大模型の上のジオラマを紹介する阪上さん(右)と川村さん=熊野市紀和町の紀和鉱山資料館で

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細かな部分まで再現した48分の1サイズの鉱石列車

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 熊野市紀和町の旧紀州鉱山をイメージした鉄道模型のジオラマが7月30日、8月26、27日の計3日間、同町の紀和鉱山資料館で公開される。かつて坑道を走った電動機関車の原寸大模型の運転盤部分に、48分の1サイズの精密な鉱石列車が走るとあって、家族連れらの人気を呼びそうだ。 

 手掛けたのは兵庫県宝塚市のフリーカメラマン阪上貴史さん(44)と同県西宮市の飲食店勤務川村孝司さん(41)。いずれも鉄道模型マニアで、デザインを阪上さん、車両制作や電気系統の整備を川村さんが担当した。

 原寸大、小型ともに旧紀州鉱山で活躍した車両を模し、ジオラマを走る機関車は幅3センチ、長さ6センチ、高さ3センチ。レールは総延長4メートルあり、トンネルや踏切、鉄橋のほか、鉱石積み込み場、集積場を設けた。2両の貨車は実際に採石運搬用として使われたものを写真を参考に再現。鉱石のミニチュアにはエアガンのプラスチック製の弾を利用するなど工夫した。

 実際に動くジオラマの車両は1分半かけて軌道を1回りする。列車先頭と集積場には小さなカメラを置き、モニター画面で景色の変化を楽しむことができる。速度調整も可能だという。

 阪上さんは昨年8月、同所で活躍した電動トロッコの小型模型を作り、同館の企画展に出品。子どもらに好評だったため、今回は川村さんの協力を得て趣向を凝らした。「日本中探してもどこにもないものを作って、子どもたちをびっくりさせてやりたかった」(阪上さん)というほどの熱意を反映した仕上がりで、制作には3カ月を要した。

 同館の開館時間は午前9時〜午後5時。入館料は大人300円、小中学生100円。ジオラマ公開は3日間とも午前11時から。模型の操作料金は別途200円で、3周させられる。(問)同館=0597(97)1000

(福永保典)

 

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