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鉄道まるっと切り抜き帳

「怒り肩」で騒音や空気抵抗低減 新型新幹線「N700S」

2020年度に投入する「N700S」(右)と現行の「N700A」の模型=JR東海提供

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 JR東海は28日、2020年度に投入する東海道新幹線の新型車両「N700S」のデザインを公表した。騒音を減らす工夫を凝らすなど環境に配慮したほか、機能性や快適性の向上を図ったという。

 外観は先頭部の左右の縁を盛り上げたのが特徴。現行の「N700A」が滑らかな「なで肩」なのに対し、角張った「怒り肩」になった。走行時の空気の流れを整え、騒音や空気抵抗を減らす効果があるという。

 ヘッドライトは新幹線では初めて発光ダイオード(LED)を採用し、省エネルギー化を進めた。さらに面積をN700Aより2割ほど大きくし、より広い範囲を照らせるようにした。

 車内は、空調の吹き出し口を広く取って室内温度が均一になるよう図ったほか、停車駅に近づくと荷棚の照明の照度が上がって乗客に荷物への注意を促す。

 柘植康英社長は記者会見で「機能性や快適性を重視した。現在考えうる最高のものが出来上がった」と話した。20年から製造を始める。7〜8月の東京五輪に間に合うかは、未定という。

 新型車両の投入は13年のN700A以来、7年ぶりで、初代の0系から数えて7代目。「S」は英語で最高を意味するSupremeから取った。

 

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