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鉄道まるっと切り抜き帳

トワイライトエクスプレスグッズ譲って 敦賀市が金ケ崎整備で

寝台特急「トワイライトエクスプレス」(JR西日本金沢支社提供)

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 敦賀市は、大阪−札幌間1500キロほどを約22時間かけて走った寝台特急「トワイライトエクスプレス」の部品について、譲渡してもらう方向でJR西日本と協議を進めている。敦賀ゆかりの鉄道資源を、歴史遺産が残る金ケ崎周辺の整備に生かし、6年後の北陸新幹線敦賀開業に向けて集客力の強化を狙う。 

 「Twilight Express」という文字の入ったヘッドマークや車体エンブレム、運転士や車掌の制服、ソファ、食堂車で使われたテーブルや椅子…。市が譲渡を求めているのは数十種類にのぼる。

 金ケ崎周辺では、2012年の整備構想の一環で、赤レンガ倉庫を整備。敦賀港駅や税関検査所の復元については、国のモデル地区に認められ、19年度までに終えるめどがついた。JR敦賀駅構内にあった蒸気機関車などの転車台の移設保存も検討されており、鉄道資源が集積する。

 市新幹線まちづくり課の担当者は「展示するだけでなく、食堂車のテーブルや椅子を金ケ崎周辺の飲食店や休憩所に使うなど、観光客らに利用してもらえるよう検討したい」と話す。近く契約などを済ませたい考え。

 市はもとは車両の譲渡をJR西日本に打診。しかし、車両にアスベスト(石綿)が使われており、法的に譲渡は認められないという。そこで4月に部品を確認し、譲り受ける方向で話し合ってきた。

 JR西日本金沢支社によると、トワイライトエクスプレスは2015年3月に運行を終了した。先頭の電気機関車「EF81」はJR西日本敦賀運転センターに所属し、検査業務などが敦賀で行われた。

(古根村進然)

 

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