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鉄道まるっと切り抜き帳

改修工事で90年前の駅舎復刻 長良川鉄道郡上八幡駅

郡上おどりで盛り上げる保存会=郡上市の郡上八幡駅で

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駅舎にオープンした喫茶コーナーと観光案内所=郡上市の郡上八幡駅で

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 改修工事を終え、90年近く前の姿に生まれ変わった郡上市の郡上八幡駅。竣工(しゅんこう)式のあった28日、駅舎では観光案内所と喫茶コーナーがオープンし、大型連休の観光客を迎える準備が整った。住民たちは地域の活性化に期待を寄せた。

 駅前で開かれた竣工式では、長良川鉄道の観光列車「ながら」の到着後、郡上おどり保存会が登場。おはやしに合わせ「かわさき」と「春駒」を踊り、にぎやかに盛り上げた。

 駅前は毎年8月8日に、郡上おどりの会場となる。保存会長の藤田政光さん(84)は改修された駅舎を見て「感無量。今年は心を新たにして踊り客を迎えたい」と喜んだ。

 観光案内所と喫茶コーナーは、郡上八幡産業振興公社が運営する。毎日午前9時〜午後5時に開き、公社職員が常駐して鉄道利用者や車で訪れた人に観光案内をする。コーヒーやジュース、ホットドッグを用意し、今後は鶏ちゃんやそばなど郡上産のメニューも増やしていくという。

 責任者の熊田尋得(ひろえ)さん(45)は「観光客も地元の皆さんも気軽に寄ってもらい、ほっとできる空間にしていきたい」と意気込む。住民の期待も高まる。古い町並みや観光施設の集まる八幡地区の中心部から2キロほど離れているため、現状では駅周辺は閑散としている。駅前に住む勝水忻浄(かつみずきんじょう)さん(82)は「昔の姿で改修されたことがうれしい。地域の活性化につながると思う。観光客にも楽しんでもらいたい」と話した。

 (稲垣時太郎)

 

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