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鉄道まるっと切り抜き帳

寝ても覚めても夢の中 上田で「あずさ号」改装し民宿に

民宿内は食堂やプラットホームもあり、まるで駅のよう=長野県上田市の「夢ハウスあずさ号」で

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車内は畳が敷かれ、座席でくつろいだり、布団を敷いて泊まったりと思い思いの「あずさ号」を楽しめる=長野県上田市の「夢ハウスあずさ号」で

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運転席でブレーキ操作や車内放送も体験できる=長野県上田市の「夢ハウスあずさ号」で

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外からも「あずさ号」を見ることができる=長野県上田市の「夢ハウスあずさ号」で

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 昨年12月12日、運行開始50年を迎えたJR中央線を走る特急「あずさ号」。長野県上田市には、実際の車両に泊まることができる民宿「夢ハウスあずさ号」がある。

 オーナーは鈴木浩(こう)さん(65)で、開業のきっかけは1996年に見た初夢。北アルプスを背に走るあずさ号に乗り、車窓の光景と幸せに満ちた気持ちが忘れられなかった。

 JR東日本に直談判して車両を譲り受け、妻信子さん(65)と2人3脚で2003年にオープンした。1日1組限定で受け入れ、年間200〜300人が訪れるという。

 施設内にあるのは、90年代まで活躍した「183系1002」の先頭車両。運転席に座り、ブレーキ操作や車内放送ができたり、自動ドアの開閉ができたりもする。車内の一部には畳が敷かれ、のんびりと「あずさ号」を満喫することができる。

 鈴木さんは「夢の中では、停車駅で楽しく歌って踊る世界中の人たちがいた。お客さんにもっと楽しんでもらえるようにしたい」と話す。「夢ハウスあずさ号」の夢はまだまだ走り続ける。

 (写真・文、浅井慶)

 

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