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鉄道まるっと切り抜き帳

エレベーター完成し記念入場券発行 100周年の近鉄伊勢若松駅

完成を記念した入場券=鈴鹿市の伊勢若松駅で

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開業100周年を迎える駅の外観=鈴鹿市の伊勢若松駅で

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 鈴鹿市の近鉄伊勢若松駅で進められていたエレベーターの設置工事が完了し、15日に使用が始まった。駅は名古屋線と鈴鹿線の分岐点で、今年は開業から100周年の節目。トイレなども含めたバリアフリー化を実施し、記念入場券も発売した。 

 伊勢若松駅は1917(大正6)年12月、県内を走っていた伊勢鉄道(当時)が四日市市方面に延伸するのに伴って設けられた。8年後には、神戸地区に向かう現在の鈴鹿線が開業し、乗換駅としての役割を果たしてきた。駅の開業から半世紀後の67年には、跨線橋(こせんきょう)が完成した。

 現在の伊勢若松駅の乗降客は約2000人だが、乗り換えで利用する人が多く、住民の要望も高かったことから、近鉄がバリアフリー化を決定。国や県、市の補助も受けながら5億5000万円をかけて2015年9月から工事を進めてきた。

 エレベーターは11人乗りで、地上と跨線橋を結ぶ1基と、跨線橋と2つのホームを結ぶ2基を設置した。構内のトイレは水洗化して、車いすでも利用可能に。ホームの待合室にも車いす用スペースを新設したほか、目の不自由な人向けの誘導用チャイムも備えた。

 市内の駅などを統括する、白子駅の谷崎隆二駅長(52)は「お年寄りや体の不自由な方にも、電車での旅行をより一層楽しんでもらえたら」と話した。

 エレベーターの完成を記念した入場券は300セットを用意し、既に半数以上が売れたという。(問)伊勢若松駅=059(385)0177

(山本克也)

 

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