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鉄道まるっと切り抜き帳

津の伊藤さん記念乗車券7000枚 津博多郵便局でコレクション展示

集めた鉄道記念切符を披露する伊藤さん=津市八町で

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ファイリングし、裏面も見えるように展示された切符=津市博多町の津博多郵便局で

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 津市八町の元タクシー運転手、伊藤秀夫さん(69)が、40年以上かけて収集した鉄道の記念切符を、同市博多町の津博多郵便局で展示している。蒸気機関車の引退記念入場券など時代を反映した切符も多くあり、伊藤さんは「切符を通して鉄道の歴史を感じてほしい」と来場を呼び掛けている。

 記念切符は鉄道各社が車両の運行終了時や、駅の開業、開通から100年などの節目に発売する乗車券や入場券。部数や期間を限定して発売されるものが多く、希少価値があるため鉄道ファンの間で人気を集めている。

 記念切符との出合いは高校時代。友人から日本最北端の国鉄稚内駅の入場券をもらい、「最北端の地という珍しさに、行ってみたいとロマンをかき立てられて」。実際に行くことができない分、収集にのめり込んだ。

 インターネットのなかった当時、伊藤さんは雑誌の巻末にある同じ趣味を持つファン同士の文通コーナーを活用した。県内の駅を巡って切符を買い集め、文通で交換した。数十年の付き合いを続ける友人もできたという。

 収集した7000枚超の切符の中には、ひょうたんや信楽焼でできた変わり種の切符も。多くの人に見てもらおうと、40〜50枚ずつ郵便局での展示を始めた。「鉄道を利用する人でも記念切符を知らない人は多い。実際に見ると種類の多さに驚くはず」と語る。

 展示は平日午前9時〜午後5時。期間を設けず、週替わりで内容を入れ替えながら展示していく。

 (橘菫)

 

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