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鉄道まるっと切り抜き帳

懐かしい豊鉄田口線の資料 新美南吉記念館で企画展

小説「山の中」に登場する豊橋鉄道田口線で使われた鉄道資料が並ぶ会場=半田市の新美南吉記念館で

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 半田市出身の童話作家、新美南吉と奥三河地域をテーマにした企画展が半田市の新美南吉記念館で開かれている。来年1月9日まで。 

 1938年、南吉が旧制安城高等女学校の教員だったころに新城市の鳳来寺山を訪れて詠んだ18句や、設楽町の塩津温泉を舞台にした未完の小説「山の中」など、奥三河にちなむ南吉作品を18枚のパネルで紹介している。

 会場には、18句の中で<一山で十声ほど鳴き仏法僧(ぶっぽうそう)>など複数の句に出てくる鳳来寺山のコノハズクの鳴き声を流す。「山の中」に登場する豊橋鉄道田口線(1968年廃線)で使っていた鉄道資料も並ぶ。

 南吉は中学時代、新城市大海で発行されていた「博物研究会」に童謡が掲載されたと日記に記しており、子どものころから奥三河との関わりが培われたとされる。

 新城市の鳳来寺山自然科学博物館や設楽町の奥三河郷土館のほか、地元有志が資料提供に協力。記念館の学芸員、遠山光嗣さん(47)は「南吉が半田や安城だけでなく、奥三河にもゆかりの深い作家だと知ってもらいたい」と呼び掛けている。月曜休館。(問)新美南吉記念館=0569(26)4888

(三宅千智)

 

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