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鉄道まるっと切り抜き帳

廃路線めぐりや電車と競走も 名鉄広見線沿線でイベント

運転士の業務見学を終え、電車を降りた親子ら=御嵩町の御嵩駅ホームで

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「レッド・ゴー」で、電車と競うように走る参加者たち=御嵩町中で

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普段入れない旧八百津線の城山トンネル内を歩く参加者たち=可児市兼山で

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 乗客減少に悩む名鉄広見線(新可児−御嵩)を盛り上げようと、沿線一帯を遊園地に見立てた初のイベント「御嵩あかでんランド」が24、25の両日、御嵩町と可児市の各地で開かれた。2日間で県内外から375人が訪れ、広見線の懐かしさと魅力を堪能した。 

 町と町民ら有志による実行委員会などが主催。東京都のNPO法人が企画・運営で協力し、6月から準備してきた。案内役の「キャスト」が常駐する8つの主要アトラクションを用意したほか、昨年度からの体験講座で町民らが“発掘”してきた、建造物や踏切、看板、撮影スポットなど21項目の見どころも紹介した。

 アトラクションは、運転士の業務を見学し、模擬の切符切り体験もできる「イッツ・ア・スモールコンダクター」、橋の下から走る電車を真上に見られる「アンダー・ザ・トレイン」、電車と競走するように線路脇の道路を20〜30メートル走る「レッド・ゴー」などさまざま。参加料はすべて無料だった。

 「オールドレイルウェイ八百津」は、2001年に廃線となった八百津線の線路跡をたどる2時間のツアー。参加者はガイドに先導されながら、可児市の明智駅から兼山駅跡までを歩いた。途中の兼山口駅跡では、往時を知る人から「たしかにここに駅があった」と懐かしむ声が聞かれた。普段入れない全長240メートルの城山トンネルも通り抜けた。

 おいとその友達と参加した名古屋市中川区の祖父江明浩さん(40)は「山に沿って険しい所を走っていたと知り、八百津線に1度乗ってみたかったという思いに駆られた。すてきなイベントなので、もっと盛り上がるようにPRして、引き続き開催してほしい」と話した。

 (神谷慶)

 

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