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鉄道まるっと切り抜き帳

碧南の名鉄三河線廃線跡に遊歩道 一部を1日から開放

旧玉津浦駅を利用した玉津浦広場と、レールを連想させる遊歩道=碧南市塩浜町で

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 碧南市にある名鉄三河線の廃線跡で市が進めている公園整備事業のうち、工事が終了した一部区間が4月1日に開放される。公園の名称は「碧南レールパーク」。軌道があった敷地は遊歩道に様変わりし、かつての車窓風景を楽しみながら健康づくりができる。

 三河線碧南駅−吉良吉田駅(西尾市)間の16・4キロは乗客の減少から2004年3月末で廃止された。碧南市内の廃線跡2・8キロのうち、市は2・3キロを対象に昨年4月から3年計画で工事を始めた。駅があった場所に4カ所の広場を設け、それらを遊歩道で結ぶ。遊歩道にレール状の白い2本線を引くなど廃線跡らしい演出も施す。

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 今回の開放区間は碧南駅寄りの起点となる大浜口広場から、旧玉津浦駅があった玉津浦広場までの約500メートル分。遊歩道は不要な瓦の破砕物を使ったリサイクル材を敷き詰め、広場や遊歩道の一部に健康遊具を設置した。

 また、大浜口広場には実際に使われたレールと車輪を置き、廃線区間の往時を伝える写真パネルも広場脇の壁面に埋め込んだ。玉津浦広場にはプラットホームを修復し、トイレも設けた。

 今後は西尾市側に向かって整備を進め、2年目は旧棚尾駅の棚尾広場までの約1キロ分、最終年は旧三河旭駅の三河旭広場までの約800メートル分が完成する。

大浜口広場に設置されたレールと車輪。そばにはライトアップ用の照明もある=碧南市弥生町で

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 デザインは県立芸術大の水津功教授が協力。三河旭の広場には、地元の小学生らの要望を踏まえ、子ども用の遊具も設ける。総事業費は土地の取得費を含めて13億円。

(片山健生)

 

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