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尾張万華鏡

明治村のステンドグラス 虹色の光に時忘れて

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 ステンドグラスから光が降っていた。犬山市内山の博物館明治村、聖ザビエル天主堂。

 東京都の大学教授(66)と妻は、三十分も絵の具を溶いたような光のそばにいた。先日テレビで見て来たくなった。「元は京都にあった天主堂で、日本の大工が明治時代に西洋建築をまねて造ったそうじゃないですか。大したものだ」

 「今日は光がいい。雲がないから」と豊橋市の男性会社員ベルさん(45)。本名は秘密。傍らにはアニメ「魔界王子」のコスプレをした一宮市の大学二年しる子さん(19)。しる子さんの紫の髪を、斜めに差す五色の光が複雑に染めている。「虹色だったり、普通じゃない色が撮れます」。ここはコスプレ撮影の人気スポット。何組もが撮影に熱中している。

 光は静かに差し、人だけが来ては去る。

  写真・佐藤哲紀

  文・三田村泰和

  =終わり

 
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