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尾張万華鏡

ガントリークレーン 湾岸に怪力恐竜

撮影データ レンズ100−400ミリ、F18、1/1000秒、ISO200

写真

 アフリカのサバンナで、夕日を背にたたずむキリン? それとも、太古の恐竜を模したオブジェか−。

 高さ約七十五メートル。伊勢湾に面した飛島ふ頭(飛島村)にあるこの建造物は、静かになぐ海を見つめる。時折、その長い“首”を下げては、再びもたげる。

 その名も「ガントリークレーン」。世界中からやってくるコンテナ船の荷物を陸揚げする。船が到着すると、首を低く下げてワイヤでコンテナをつり、首筋に沿って移動させ、陸に運ぶ。もちろん荷積みも。一時間あたり三十個。首をもたげると、作業が終わった合図。次の船をじっと待つ。

 ふ頭の東と南、計三キロの沿岸に、二十基がずらり。ほぼ毎日、二十四時間、年間で約千七百隻を受け入れる。

 港湾運営会社「名古屋港埠頭(ふとう)」の飯尾栄治さん(33)によると、首が長く下がっているときは荷物が多く、取引が活発で「港がにぎわっている証拠」とか。遠くからその長い首が見えたときは、人も機械も一休み。

 写真・浅井慶

 文・大野雄一郎

 
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