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尾張万華鏡

お化けトンネル 怖くて見てられない

撮影データレンズ24−70ミリ、F11、1/160秒、ISO6400

写真

 首のない人がコツコツコツコツ…トンネルを歩いて行く。出たーっ!

 名古屋市西区あし原町の国道22号下を通るトンネルは、昼間から幽霊が出るとうわさの心霊スポット−ではない。高さが一・五メートルほどと低いため、頭を下げて通る人の首が、角度によってはないように見えるのだ。

 大抵の大人なら、かがまなければ頭を打ってしまう長さ四十メートル弱を中腰で歩くのは、ちょっと大変。「トンネル」のような形だが、上の国道は橋の一部で、その下を走るこの市道は、地元の人にとっては生活道路。児童が登下校に使い、頭を下げたままバイクで通過する人も。

 「うちの妻が買う車の条件は、車高が百五十センチ以下。このトンネルを通過するためにね」。こう言って笑うのは、すぐ脇でバイク販売店を経営する西村一民(かずたみ)さん(61)。うっかり突っ込んで、屋根を壊す自動車や、あんどんが取れるタクシーもあるという。

 写真・嶋邦夫

  文・宮畑譲

 
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