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尾張万華鏡

輝き失わぬ、ごみの山 都市鉱山

写真

撮影データ レンズ70−200ミリ、F5・6、1/500秒、ISO160

 キラキラと金色に輝くリボンのよう。だが、触ると、ごわごわして硬かった。

 小牧市の金属リサイクル工場には、電子部品の製造で出る金属ごみが集まってくる。リボンはICチップ用に作られた金属板の端材など。希少金属のニッケルや、銀、銅が含まれる。溶かして、それぞれの種類に分けて再利用。毎月四〜五トンが持ち込まれ、再び電子部品の材料となるべく、大部分が資源化される。

 携帯電話やパソコン、テレビなど廃棄家電の電子基板は、希少金属が取り出せるため「都市鉱山」として注目されている。

 リサイクル工場にある金属ごみもそう。三十年以上前から再資源化している。働く男性(54)は「この仕事のためか、ボールペン一本でも捨てるときは金属と樹脂に分別するようになった」と話す。

 積み上がるキラキラ光るごみ。資源の少ない日本では、まさに宝の山だ。

 写真・佐藤哲紀

 文・藤原啓嗣

 
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