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みえびとの肖像

第37回 樋渡治(61) パーツ会社社長、元GPライダー

樋渡治さん

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◆不変のオートバイ愛

熟練の技でマフラーを曲げる=亀山市能褒野町のアールズ・ギアで

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 人生オートバイ一筋。プロレーサーを目指してモータースポーツの本場鈴鹿に移り住んだ。現役引退後はオートバイのマフラー作りに情熱を注ぎ、聖地のバイク産業を盛り上げている。

 「プロになるなら鈴鹿に行くしかない」。仙台市で暮らしていた二十二歳のとき会社を辞め、鈴鹿市へ。アルバイトをして食いつなぎ、人生を懸けて臨んだレースで有力チームの目に留まった。国内外のレースを転戦し、一九八六年に鈴鹿サーキットで開催された最高峰の「GP500」で日本一に輝いた。

 四十歳のとき鈴鹿市に会社を設立し、芸術的な焼き色を施したこだわりのマフラーなどを製造する。休日は客とツーリングで全国を巡る。「お客さんも同志ですから」

 「風を浴び、マシンを操る快感は一生飽きない」。オートバイへの愛は「SUZUKA」を目指した四十年前から変わらない。

写真・文 大橋脩人

 <ひわたし・おさむ> 津市河芸町在住。仙台市で生まれ、24〜37歳にプロオートバイレーサーとして国内外の大会に出場。鈴鹿市でオートバイパーツ開発製造業「アールズ・ギア」を設立(現在は亀山市に移転)。

(右)現役時代の熱戦が記録された写真 (左)鮮やかな焼き色が輝くマフラー=いずれも亀山市能褒野町の

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