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みえびとの肖像

第8回 瀬古遥加(20) BMX日本代表

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◆世界の頂へジャンプ

起伏の激しいコースで巧みな自転車さばきを見せる=桑名市西方のスポーツマジック桑名で

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 「負けず嫌い、半端ないです」。子どもの頃、二歳年上の兄とけんかした時、絶対に負けたくないと立ち向かった。自転車競技「BMX」(バイシクルモトクロス)を始めたのは、その兄の影響。上手に自転車を操る姿に憧れた。「どれだけ練習しても、競争で一回も勝てず悔しかった」

 十一歳の時に挑んだ初めての世界選手権。体格やパワーに勝る海外選手に手も足も出なかった。「なめられていると思って見返してやりたかった」。ジャンプやコーナリング技術を磨き、翌年は二位に入った。

 BMXは起伏の激しいコースで速さを競う。擦り傷や脱臼は当たり前で、転倒して記憶が飛んだこともある。「けがは怖いけど、難しいコースを乗りこなすのは気持ちいい」

 東京五輪の強化指定選手に選ばれ、今は海外の大会を多く転戦する。目指すは、世界の頂。どんなに困難でも突き進む。負けてたまるか−の思いで。

練習後の自転車の手入れは欠かさない=桑名市西方のスポーツマジック桑名で

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写真・文 大橋脩人

 <せこ・はるか> 桑名市赤尾台在住。6歳でBMXを始め、11歳で全日本選手権優勝。17、18歳の時、アジア大会で連続優勝した。至学館大健康科学部在籍。

 

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