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みえびとの肖像

第12回 ロール巻子(30) 飾り巻きずし職人

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◆パパッと華やぐ食卓

花や動物などさまざまな絵柄のロール巻き

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 海苔(のり)の上に色とりどりの具と酢飯を並べ、力強く巻く。包丁を入れた瞬間、手品のように、精緻で華やかな絵柄が飛び出してくる。「うまくいってたらテンション上がります」

 「面倒くさがり」を自認する。短大家政科に通ったが、計量や下準備に手間の掛かる料理は苦手。効率よいレシピを考え、巻くだけで見栄えが良く、細かく切ればたくさんできる飾り巻きずしに出合った。

 見よう見まねで作り、目分量で見た目の美しさを出す手法をつかみ、会員制交流サイト(SNS)に投稿。話題を呼び、五年ほど前から料理教室の講師に招かれるように。そこでも「海苔は半分に」「お米はたこ焼きくらいの大きさに」と、感覚を大切に指導する。

 「食卓が華やかになる」「季節感が出せる」とレシピの評価は高い。似顔絵からイラストまで希望の絵柄は何でも作ってしまう。手間を掛けず、勘を頼りにパパッと巻いて切る。

「食卓を明るくできる」と主婦などに人気の飾り巻きずしづくり教室=津市半田で

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写真・文 大橋脩人

 <ろーる・まきこ> 本名、山岡亜希。鈴鹿市自由ケ丘在住。同市で生まれ、三重短大卒業後、24歳で飾り巻き寿司インストラクターの資格取得。料理教室や学校で飾り巻きずしを教える。2児の母。

 

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