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教育

<新聞に親しもう> カタカナ切り抜き「ことば辞典」に

カタカナを切り抜く児童=三重県志摩市志島小で

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 小学校低学年には難しい記事もある新聞。でも、知っている字を探したり、写真を切り抜いたりして、新聞に親しむことができます。カタカナを習ったばかりの三重県志摩市志島(しじま)小1年生の教室を訪ねました。

        ◇

 「今日はカタカナのことば辞典を作りたいと思います」。中北好美校長が、1年生に声を掛けた。この日の国語は、校長先生の特別授業。児童たちが、わくわくした目を先生に向けた。

 手順は簡単。まず新聞からカタカナの言葉を探す。切り抜いてファイルに挟む。国や町の名前、人の名前、スポーツの名前などに分類してから、みんなが見つけた言葉を画用紙に貼る。今回は11人全員で一つのことば辞典を完成させる。

 注意したいことが一つ。「新聞には大きな文字で書いてある『題名』があるね」と中北校長。「これを『見出し』といいます。ここから探そうね」。早速、児童たちも新聞とはさみを手に取った。

 田畑光基君は「『アスリート』や『カローラ』は好きなスポーツや車の名前。見つけられてうれしい」と笑顔を浮かべる。浦川らいかさんは「ジンベエザメ」「ドバイ」「フェア」など13個の言葉を見つけた。

(上)(下)子どもたちが新聞を切り抜いて完成させた「ことば辞典」

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 切り抜いた単語は分類し、中北校長に手渡した。後日、画用紙に貼ってから、みんなで絵を描いたり新聞の写真を貼ったりして仕上げることになった。「新聞にはカタカナがいっぱいあることが分かったかな」と中北校長。「外国の言葉もたくさんあることに気が付きましたね」と話した。

        ◇

 低学年の学習で新聞を使う場合、どんなことに気を付けたらいいか。中北校長が工夫したのは次の3点。まず、文字が大きい見出しから探し、意味の分かる言葉を切り抜くこと。飽きないように、切り抜く時間は10分と短めに設定した。

 授業後、黒板に書いてあった「リモコン」「タイヤ」という言葉に目を留めた児童がいた。「日常にもカタカナがあることに、自ら気が付いてくれてうれしい」と中北校長が目を細めた。

 (長田真由美)

 

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