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教育

<新聞に親しもう> 読んで、折って 親子で楽しく

 新聞で、楽しく遊べることを知っていますか? これから4回にわたって、「新聞に親しもう」をテーマに事例を紹介します。初回は、愛知県碧南市西端小学校。10月中旬、親子約1000人が参加した「親子わくわく新聞教室」をのぞいてきました。

◆手紙交換 記事と感想を紹介

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 二年生は新聞記事を切り抜いた「お手紙交換」を楽しんだ。

 まず新聞から気に入った記事を探して切り抜く。A4用紙の上半分に記事をはって、下半分に家族へ伝えたい思いを書く。この日は、親子でそれぞれ記事を選んで手紙を書いた。

 一組の鳥居よつばさんが選んだのはイベント案内の広告。子どもたちに人気のおもちゃ「シルバニアファミリー」の写真があったので、「シルバニアがわたしはだいすき」と書いた。母の友紀さん(35)は住宅展示場の広告の路線図。駅名のそばに「すいぞくかん」「ながしまアウトレット」と行楽地を書き込んだ。続いて「お母さんはみんないっしょにお出かけするのが大すきです。またいっしょに、おかいものしたりごはんをたべたりしにいこうね」とつづった。

 「二年生には難しい記事も多かったので、こちらを選びました」と友紀さん。お互いに書いた手紙を交換して楽しんだ。

◆防災グッズ スリッパやマスクに

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 一年生六十八人と保護者は、地震や豪雨などの災害時に役立つグッズ作りに挑戦した。地元の碧南防災ボランティア連絡会員が講師役を務め、新聞紙でスリッパを作った。

 なぜスリッパか。連絡会員の加藤政雄さん(74)が説明してくれた。「被災直後は履物に困ることが少なくなく、スリッパは散乱するガラスから足を守る靴代わりに使えます。トイレ用や室内履きにも使えるし、冬は足の保温にも役立つよ」

 折り方を体に染み込ませれば、いざというときに役立つはずだ。しっかり折り目をつけるのがこつ。最初は苦戦気味だった児童らの多くが、一人で作れるようになった。

 父親と参加した菊山蓮君(7つ)は「少し難しかったけど、楽しかった。スリッパは思った以上に丈夫だった」と満足げ。加藤さんは「新聞紙を使ったものづくりは、児童に地域防災を考えてもらうきっかけにもなる」と話した。

 この日はほかに、三センチ幅に蛇腹折りしたキッチンペーパーの両端を、輪ゴムとホチキスで留めてマスクを作った。新聞紙でも代用でき、ほこりが舞う環境で活用できそうだ。

◆クイズ 問題を考え順番に発表

新聞クイズを作る親子=愛知県碧南市の西端小で

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 五年生は、親子で新聞クイズに取り組んだ。まず気に入った記事を選び、よく読んでから問題を作る。一組の杉浦美咲さんは、父の正信さん(37)と話し合いながら、写真がきれいだった三重県内のテーマパーク「なばなの里」のイルミネーションを選んだ。「このテーマパークは何県何市にあるでしょう」「メインの会場にある発光ダイオード(LED)の高さと大きさは何メートルでしょう」という質問を考えた。

 問題を作り終えたら、全員で発表。発表する児童は、まず記事の見出しを読んで、全員に記事がある場所を探してもらう。長谷川和也君が「タイ国王ゆかり、名古屋の日泰寺」と言うと、みんな新聞をめくって探し始めた。全員が見つけて、記事を読み終えたことを確認すると、長谷川君は「タイの国王は何歳で死去しましたか」と質問。「わかった!」と元気よく手が挙がり、教室が盛り上がった。

 (那須政治、長田真由美)

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