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教育

<新聞を作ろう> 「伝えたい」気持ち大切 記者と一緒に挑戦

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 「歴史新聞」や「修学旅行新聞」など、学校では学習や行事が終わると、新聞を作ってまとめることがしばしばあります。多くの教科書にも「新聞の作り方」が載っていますが、そこに新聞社ならではの視点を交えると、もっとよい新聞ができるのでは? そう考えた中日新聞の記者が呼び掛けて、小学生と新聞を作ることになりました。さあ、新聞を作ろう。

 この夏、愛知県豊橋市の中日新聞豊橋総局に、市内三小学校から五、六年生六人が集まった。目的は新聞作り。中日新聞記者や担任の先生らと一緒に、取材、記事の配置などを決める割り付け、原稿の執筆をして、新聞を完成させる。

 「新聞を作るときに大事なことは何でしょう?」。記者の質問に児童たちが考え込んだ。「みんなが知らないことを書くこと」と飯村(いむれ)小六年、玉江士道(たまえしどう)君。正解! でも、それだけかな?

 まずニュースであること。新聞社の記者も同じで、誰も知らない情報をいち早く入手して書く。さらに「地元ならでは」を意識する。中日新聞には約三十種類の「地方版」(名古屋本社発行)があり、地元の情報を期待する読者が多い。

 「みんなが作る新聞も同じ。最近の出来事や、みんなしか知らない話題を書いて、自分ならではの新聞を作って」という記者の言葉に、六人がうなずいた。

テーマについて話し合う飯村小の(手前左から)玉江士道君、水野百々香さん、(後方左から)佐々木章仁先生、小野浩史教頭=愛知県豊橋市の中日新聞豊橋総局で

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 いよいよ編集会議がスタート。一番大事なのはテーマだ。何を書きたいのか、誰にどんなことを伝えたいのか。児童たちは学校ごとに分かれて、話し合った。

 前芝小五年、上岡彩夏さんと西土真央さんは身近な話題ということで、自分たちの学校や周辺を取り上げることにした。「前芝には日本に誇れるものがいろいろあるよ」と西郷輝久先生がアドバイス。「校庭には、日本で最初に作られた二宮金次郎(の像)がある」「つくだ煮工場もあるよ」

 飯村小の二人は、自分たちが好きなことを挙げてみた。六年水野百々香さんは動物。「家の近くにあるのんほいパーク(豊橋総合動植物公園)は、豊橋以外の人はあまり知らないんじゃないかな」。玉江君は、自然道を走るトレイルランニングが気になった。「僕も走ったことあるから」

 旭小六年、松浦和花(のどか)さんとササダナタリアさんは「豊橋のことが大好きだから、豊橋のいいところを調べたい!」。催し物や自然、施設…。「絞りきれない」とうれしい悲鳴を上げた。

 全員に共通するのは「豊橋の魅力」を伝えたいという気持ち。豊橋の秘密をちりばめた新聞を作ることになった。

 (長田真由美、那須政治)

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