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東京モーターショー

仮想現実、未来を体感

東京モーターショーでVR体験する本紙記者=東京都江東区の東京ビッグサイトで

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 東京モーターショーは二十八日から一般公開が始まる。会場ではバーチャルリアリティー(VR、仮想現実)端末を使った体感型の展示が花盛り。報道陣への公開で一足先に訪れた記者がさまざまなVR展示を試してみた。 

 最初に訪問したのは独ポルシェのブース。ゴーグルとヘッドホンを装着すると、目の前に、新型のプラグインハイブリッド車「パナメーラ4Eハイブリッド」が実物大で現れた。

 場所は夕暮れのビルの屋上のようだ。ボディー上で丸く点滅した部分に触れると、ドアやトランクを開けて車内をのぞき込むことができた。表示する画像を車の基本骨格に切り替えることもでき、しゃがんで下や横からのぞき込むと車体の裏側の構造まで見られた。

 広報担当者は「普段はなかなか見られない場所を見ることで、楽しみながら車に興味を持ってもらいたい」と話した。

 独フォルクスワーゲン(VW)の展示では、試作車「IDクロス」を疑似試乗できる。シートに座ってVR端末を着けると、まるで運転席にいるようだ。助手席に外国人女性が座り、ちょっとしたデート気分を味わいながら、自動運転でドライブを楽しんだ。

 ドイツにある実物の試作車は東京には持ってきていない。VWの展示担当者は「すべての車を持ってくるのは難しいが、VRなら手軽に紹介できる」と話す。海外で展示しきれない車をPRするのにVRは有効な手段といえそうだ。

 トヨタ自動車のVR展示では、水素を燃料にして走る燃料電池車(FCV)の試作車に乗って、街をドライブする様子がイメージできる仕掛けになっていた。

 会場では最大三十人が一度に未来の東京の街をイメージしたVR空間に入り、協力して迷路のゴールを目指す主催者展示など、各種のVR展示があふれていた。臨場感ある「錯覚」に触れて、車の未来を感じるのもモーターショーの新しい楽しみ方になりそうだ。

(岸本拓也)

 

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