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東京モーターショー

VR活用、新素材の車体も 中部の部品メーカー

自動運転向けの操舵技術などを盛り込んだジェイテクトの試作車=東京都内で

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 中部地方の大手自動車部品メーカーが、東京モーターショーに自動運転や電動化の分野で最新の部品や技術を出展する。バーチャルリアリティー(VR、仮想現実)による体感型の展示などが特徴だ。東京モーターショーの一般公開は28日〜11月5日。

 電動パワーステアリングで世界首位のジェイテクト(名古屋市)は、自動運転向け操舵(そうだ)技術「ステアバイワイヤ」を紹介する。ハンドルとタイヤを結ぶ機械的なつながりを切り離し、ハンドル操作を電子制御でタイヤに伝える仕組みだ。このほか自動運転時のハンドル格納技術や、車輪近くに駆動用モーターを置く「インホイールモーター」、自動運転車の走行を仮想体験できる装置も出品する。

 デンソー(愛知県刈谷市)も仮想現実の技術を通じて、自動運転と、通信機能を持つコネクテッドカー(つながる車)、電動化を含めた効率的な運転を体感してもらう。自動運転やプラグインハイブリッド車(PHV)に使う75点のデンソー製品を搭載した特別車も出展する。

 鉄に代わる樹脂素材を車体に使った近未来型のモデルを出展するのは、豊田合成(同県清須市)。軟らかい素材で人と接触した時の衝撃を抑えるほか、電圧で形状が変化するゴムを使うことで、高速運転時や停車時など状況に合わせて車の形を変えられる。

 住友理工(名古屋市)はシートに内蔵したゴム製センサーでドライバーの心拍数や呼吸を計測できる技術や、電気自動車(EV)のモーターの過熱と騒音を防ぐウレタン素材の性能をアピールする。

 トヨタ紡織(刈谷市)は、シートのレイアウトを自由に変化させられる模型を用意し、完全自動運転の下で車を個室空間として利用する方法を提案。アイシン精機(同)などアイシングループ6社は自然な乗り心地を目指した自動運転システムを紹介する。豊田自動織機(同)は1960年から生産を続ける自動車用エアコンのコンプレッサー(圧縮機)の歴代製品を並べる。

(鈴木太郎、相馬敬)

 

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