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【雇用崩壊】

「非正規」19万人失職 愛知、3万2000人で突出

2009年3月31日

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 世界的な不況に伴う企業の大規模な人員削減で、昨年10月から今年6月までに職を失ったか、失うことが決まっている非正規労働者が19万2061人に上ることが、31日発表の厚生労働省の調査で分かった。昨年10月から今年4月までに失職・失職見込みの正社員は1万2502人で、正社員のリストラも加速している。

 非正規労働者の失職者数は、昨年11月調査から4カ月間で約6・4倍に膨らんだ。正社員の失職者数は昨年11月調査から6倍超となった。厚労省は鉱工業生産の大幅な落ち込みなどから、今後も非正規労働者や正社員の雇用に深刻な影響が出るとみている。

 失職する非正規労働者のうち、派遣労働者が12万5339人と約65%を占めた。都道府県別では、自動車産業が盛んな愛知が3万2014人と最多、次いで長野が8997人だった。

 月別では、3月の失職者数が3万6844人となり、2月調査の約1・9倍に増加。最多の昨年12月の4万8111人に次ぐ数字となった。

 一方、正社員の失職者を業種別でみると、製造業が5095人、卸・小売業2546人など。

◆内定取り消し1845人 “悪質”2社公表

 厚生労働省は31日、企業から採用内定を取り消された今春卒業予定者が1845人(23日現在)と、前回調査(2月19日現在)に比べて271人増えたと発表した。また、不況に伴う経営悪化を理由に同じ年度内に10人以上の内定を取り消し、別の就職先を確保しなかった2社の名前を初めて公表した。

 内定の取り消し件数は、全国のハローワークが確認した。内訳は大学生などが1501人、高校生344人。内定を取り消した企業は全国で404社で62社増。10人以上取り消した企業は38社あった。東海地方では愛知35社、岐阜9社、三重2社。

 一方、社名公表された2社は、電子部品製造会社「小松ライト製作所」(大阪府吹田市)と情報通信会社「ジー・イー・エヌ」(北九州市)。小松ライト製作所は昨年12月に高校生12人と大学生9人、ジー・イー・エヌは同月に大学生14人と専門学校生6人の内定をそれぞれ取り消した。

 小松ライト製作所は「雇用確保に最大限努力した。補償等も誠意を持って対応している」。ジー・イー・エヌは「内定を取り消した学生の新たな就職先の確保に努め、社会的責任を果たしていきたい」としている。

 厚労省は1月の省令改正で、一定の要件に該当する社の名前を公表できるようにした。厚労省は別の就職先を確保できなかったとして、まず2社を公表。残る社についても就職先が確保できなかった場合、4月以降に公表する方針。

 

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