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高校生・大学生

<Hello!キャンパス> 滋賀大・松井秀俊准教授

松井秀俊准教授

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◆統計学 ビッグデータのプロ育成

 「データサイエンティスト」という職業が注目されています。社会にあふれる膨大なビッグデータを集め、加工や分析をして、「どんな傾向があるのか」といった価値を引き出すのが仕事です。

 そんなビッグデータ分析のプロを育てる日本初の学部が、今春、滋賀大に誕生したデータサイエンス学部。私の専門の統計学は、この学部の核をなし、データの中に潜むメカニズムを数学を使って明らかにする学問です。例えば、肥料と農産物の収穫量の関係を分析した場合、「これくらい肥料を与えれば、これくらいの収穫量になる」と分かります。具体的に数値で示せるのです。

 数学の基礎知識や工学部系のデータ処理の技術も欠かせません。文系的な課題を解決する力も磨きます。「ある県の人口や観光客をどう増やすか」といった政策を提案する力などはいい例です。

 データサイエンティストは日本で圧倒的に不足し、世界に後れを取っています。ここで身に付けた知識やスキルを生かして社会や企業に提案をしてみませんか。情報から新しい価値を生み出すには、人間の知恵やアイデアが必要なのです。

 <まつい・ひでとし> 滋賀大データサイエンス学部准教授。息抜きは琵琶湖畔をドライブすること。山口県出身。35歳。

 

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