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高校生・大学生

<Hello!キャンパス> 静岡文化芸術大・伊豆裕一教授

◆デザイン思考 「社会に生かす」重視

伊豆裕一教授

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 デザインを通して暮らしの課題の解決を目指す「デザイン思考」を研究し、教えています。

 「デザインを学ぶ」というと、芸術家を目指すようなイメージを持つかもしれませんが、違います。現代はあらゆるところにデザインがあります。例えばスマートフォンや、それ以前ではマウス。直感的な操作でデジタル機器を扱えるように考えられていますよね。色や形だけでなく、使い方や仕組み全体について、どうしたらより良くなるかを考えるのがデザイン思考です。

 絵や漫画を描くのが好きという学生が集まってきますが、それを社会のために生かすのがデザインの面白さ、喜びです。日本語が不得意なブラジル人の子どもでも安心して入院生活が送れるようイラスト入りのパンフレットを考えます。地元の企業などと連携した地域実践演習という科目では、伝統的な織物の遠州綿紬(つむぎ)を使った商品を開発しています。

 自動販売機や自動改札機など身の回りを見てほしい。「どうしてこの形なんだろう」「違う形なら便利になるのに」。そういう疑問を大切にしてほしいですね。

 <いず・ゆういち> デザイン学部長。高校2年時に車のデザインの本を読みデザイナーを志す。東芝に32年間在籍した。横浜市出身。60歳。

 

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