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介護医療の巡回 助っ人 豊橋技科大 ロボット開発

三枝亮特命准教授(右)らが開発した介護医療コンシェルジュロボットの試作品=27日午後、愛知県庁で

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 病院や介護施設で夜間の見守りや血圧などのデータ計測を担う「介護医療コンシェルジュロボット」を、豊橋技術科学大(愛知県豊橋市)の三枝亮(さえぐさりょう)特命准教授らの研究チームが開発し、二十七日に愛知県庁で発表した。人手不足に悩む医療・介護業界の助っ人として、来年四月の市販化を目指す。

 高齢者施設への導入を想定し、夜間に徘徊(はいかい)している人やベッドから落ちた人がいないか見回る。人工知能(AI)で廊下などを、障害物をよけながら進むが、人体は形や体温で識別する。胸部の位置を特定して呼吸を確認し、職員のタブレット端末に情報を転送する。

 ほかに、胴体を押すとドレミの音が鳴る仕組みもあり、お年寄りの交流相手にもなる。将来は人手を借りずに体温や血圧を測ったり、歩行訓練を支援したりする機能も持たせる。

 鋳造品メーカーの新東工業(名古屋市中村区)が二〇一五年から試作品を製作してきた。三枝さんは「自律して施設内を見回り、人体を検知するロボットは全国で初めてだと思う。医療介護系職員の負担軽減につなげられたら」と話す。

 

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