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ほっトライン(教育相談)

結婚と出産、キャリアに悩む 安田菜津紀さんが答えます

 【Q】大学卒業後、なるべく早く結婚したいと考えています。女性にとって妊娠・出産の遅れは健康リスクになると思うからです。でも相手が大学院進学を考えていることもあり、遅くなる可能性もあります。今後のキャリアをどのように考えていけばよいか悩みます。 (大四女子)

 【A】健康面のことを考えると、早く子どもが欲しい、という気持ち、私も一人の女性としてよく分かります。その点に配慮して、今後の働き方や相手とのあり方を考えていくことも大切なことでしょう。ただ、子どもを授かるということは相手あってこそのことでもありますし、自身の体の状態なども含め、必ずしも自分の思うようにコントロールできることばかりではない、ということも考えなければならないと思います。

 私も長く仕事を続けていきたいと思っていることもあり、なるべく早く出産し、三十代の後半には子どもたちがある程度自立できている年齢であるように、ということが理想でした。

 ところが結婚して七年がたちますが、いまだに子どもがいません。体のリズムを整えることができるよう、薬を飲むこともあります。「お子さんはまだなの?」と言われるたびに、周りに相談しづらいと感じてしまうこともしばしばです。そうした中で今、自分が置かれている状況を話せる人が近くにいるかどうかが、とても大切になってくると感じています。

 今後の理想の歩みを考えることはとても尊いことですし、過剰に恐れてほしいわけでもありません。ただ、もしも思うような時期に子どもができず、それによって当初描いていたキャリアをたどれなかったとしても、率直に相手や身近な方々と今後を話し合うことができるかということも含めて、ぜひ考えてみてください。もちろん、あなたがお子さんを授かることができることを、一番に願っています。

           ◇

 教育評論家尾木直樹さん、養護教諭すぎむらなおみさん、享栄高校野球部顧問・日本高野連評議員大藤敏行さん、フォトジャーナリスト安田菜津紀さん、桜花学園大非常勤講師近藤日出夫さんが教育の相談に答えます。

 勉強や学校生活、友人関係などに関する子どもや保護者の相談・疑問、先生の悩みなどを、連絡先とともに郵便(〒460 8511 中日新聞教育報道部 ほっトライン宛て)か、ファクス、メールで送ってください。中日新聞のホームページでも「投稿・ご意見」の「教育相談」から投稿できます。

 

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