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ほっトライン(教育相談)

親子の時間少なくて不安 すぎむらなおみさんが答えます

 【Q】 小二の息子と年長の娘がいます。私は小学校の教員なので、二人とも児童クラブや保育園に長時間お世話になっています。親子の時間が少なく、「これでいいのか、愛情不足にならないか」と不安です。仕事柄、すてきなお母さま方と出会い、「こんなふうに子育てできたら」と思うことも。でも自分らしく生きるために仕事は続けたい。日々、仕事と子育ての間で葛藤しています。 (女性、33歳)

 【A】 懐かしい! 子どもたちが保育園に通っていたころ、「やっと会える!」と、迎えに行く車の中が一日で一番盛り上がる時間でした。それなのに、帰宅した途端、小言の嵐で、あっという間に寝る時間です。絵本を読んでおしゃべりして笑った後は「明日こそ小言なし。楽しくやろう」と決意するのですが…。

 小学生になると子どもたちは習い事を始めます。それぞれと向き合える貴重な時間と考え、練習には毎日付き合いました。しかし私に熱が入り過ぎ、またもしかってばかり。そんな時、次男の担任の先生から「真ん中の子は寂しい思いをしがち。彼だけの時間を五分でもつくって」と言われ、次男に提案をするとガッツポーズで喜びました。

 その日から彼の希望に応えてトランプをしたり歌ったり。しかし結局、「二人だけじゃつまんないね」と他の兄弟を誘い出し、みんなで楽しみました。幸せだと思う一方で猛烈に反省もしました。「器用な子だから大丈夫と放置しては駄目」「彼らの練習なのに、私が必死になったら自主性を奪ってしまう」等々。夫にストッパー役を頼みました。

 子どもたちは今、部活動などに忙しく、母など眼中になし。それでも朝のお弁当作りと夜のストレッチは一緒に続け、試合があれば必ず応援に行きます。これまで多くの方々に助けられ、おかげで私は「生徒LOVE」の教員生活を楽しんでいます。子どもたちは「母が自分の世界を持っている」と誇りに感じているそうです。ただ、子どもにとって大切なのは母の笑顔。質問者さんが、笑顔でいられる生き方を選択できますように。

       ◇

 教育評論家尾木直樹さん、養護教諭すぎむらなおみさん、享栄高校野球部顧問・日本高野連評議員大藤敏行さん、フォトジャーナリスト安田菜津紀さん、桜花学園大非常勤講師近藤日出夫さんが教育の相談に答えます。

 勉強や学校生活、友人関係などに関する子どもや保護者の相談・疑問、先生の悩みなどを、連絡先とともに郵便(〒460 8511 中日新聞教育報道部 ほっトライン宛て)か、ファクス、メールで送ってください。中日新聞のホームページでも「投稿・ご意見」の「教育相談」から投稿できます。

 

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