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ほっトライン(教育相談)

ゲームに夢中、どう声掛け? 近藤日出夫さんが答えます

 【Q】小四の息子と、小二の娘がいます。ゲームをしたり、テレビを見たりしている子どもは、用事があって話し掛けても、聞いていません。大きめの声で二回呼び掛けても、「はーい」と明らかに聞いていない感じ。大変腹が立ちます。必ず名前を呼んでから話し掛けていますが、効果は皆無。どういう声掛けをしたらいいのでしょう。日々考えています。 (女性、41歳)

 【A】共働きで忙しい毎日を送っていらっしゃるようですから、時間がある時に関わりを持とうとして声掛けしている様子を想像してみました。そんな時に限ってゲームに夢中になっている子どもたちは、全く聞く耳を持たないかのように親からは見えてしまいますよね。大事な話をしようとしているのにとイライラしてしまうものです。

 しかし別の視点から子どもを見ると違った面も見えてくるのではないでしょうか。

 小四のお兄ちゃんと小二の妹さんが仲むつまじくゲームをしている光景を想像するだけで、ホッとした和みを感じる余裕が生まれてくるかもしれません。

 何度か呼ぶと「はーい」と返事をすると書かれていました。特別感を持たせるためにフルネームで「◯◯君、◯◯さん」と呼んでみるのはどうでしょう。本当は聞こえているのに無視をしていると思わず、ゲームに夢中だったけど返事をくれたと思うだけで、子どもを前向きに受け止めることができます。

 「○時になったら大事な話がしたいから」とか「○時ごろから宿題をするようにしようね」と、具体的に時間を区切ることで、次の行動を促すことができます。

 二人のお子さんたちもお母さんに話をしたいタイミングで、仕事のため話ができないこともあるかもしれません。

 子どもとの関わりは完璧さを求めず、できた行動を認め評価することの繰り返しで、お母さんは自分のことを大切に思ってくれているという認識が強まります。結果、自尊感情が育まれ、他人との関係が良くなることも期待されます。

         ◇

 教育評論家尾木直樹さん、養護教諭すぎむらなおみさん、享栄高校野球部顧問・日本高野連評議員大藤敏行さん、フォトジャーナリスト安田菜津紀さん、桜花学園大非常勤講師近藤日出夫さんが教育の相談に答えます。

 勉強や学校生活、友人関係などに関する子どもや保護者の相談・疑問、先生の悩みなどを、連絡先とともに郵便(〒460 8511 中日新聞教育報道部 ほっトライン宛て)か、ファクス、メールで送ってください。中日新聞のホームページでも「投稿・ご意見」の「教育相談」から投稿できます。

 

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